阪急逆瀬川駅にある伊和志津神社では、先月より夏詣期間に入っています。
「夏詣」(なつもうで)で少し調べてみると、いま全国的に拡大、定着しつつある、日本の夏の新しい風習で、1月1日から始まるお正月の初詣と同じように、1年のちょうど折り返し点となる節目の7月1日から神社仏閣にお参りに行くことを指すそうです。
古来より夏の時期にも、受け継がれてきた季節のお祭りがあり、各神社で毎年6月30日に行われるのが「夏越の祓」(なごしのはらえ)。この大祓(おおはらい)は年に2回行われるもので、12月31日大晦日に行われるのは「年越の祓」(としこしのはらえ)と言われています。「夏越の祓」は、1年の半分が過ぎた時点で、それまでに知らず知らずに身についた罪や穢れ、災厄を落とし、清らかな状態で残りの半年を過ごすために行われてきた神事で、「茅の輪くぐり」をすることでも知られているそうです。
神社内はすっかり夏の装いに!
手水舎は、華やかで美しい季節の花で彩られています。
花の下に置かれたビー玉が涼しげです。
境内の周りには、たくさんの風鈴が飾られています。ご近所などで、風鈴の音を聞くこともなくなったので、久しぶりに聞いた風鈴の音色に涼を感じました。
「願掛け風鈴」と呼ばれるこの風鈴は、2000円で奉納できるとのことで、短冊には奉納者の方々の願いごとが書かれていました。(奉納は8月24日まで)鈴の音には、厄を祓う意味合いもあるようです。
風鈴の音を聞いていると、少し心が洗われる気がしました。
8月24日までの夏詣の御朱印や、8月31日までの夏季限定朱印も夏らしいデザインで素敵でした。
これから暑い日も続きそうですが、心を落ち着かせ、少し涼しい気分になれる伊和志津神社にお参りしてみてはかがでしょうか?
参照記事
6月30日(土)「夏越の大祓式」 伊和志津神社(阪急逆瀬川駅)
https://www.brali-takarazuka.com/archives/iwashidu190625.html
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施設名:伊和志津神社
住所:〒665-0033 兵庫県宝塚市伊孑志1丁目4−3
駐車場:有り
電話番号:0797-72-3265
オフィシャルサイト:iwashidu-jinja.jp
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文と写真:braliライター MARIE